ただ今ご覧の過去記事は旧サイトを利用しています。

新サイトはこちら


不定期更新中




11月30日 関西団参日記


秋恒例のお寺参拝の日帰りバスツアーですが、今年は西国33ヶ所霊場の寺院など、大阪の紅葉の名所を訪ねました。11月30日の1日を写真とともに詳しく振り返ります。(以下、写真をクリックすると拡大されます。)


午前7時半より大型バス2台で町内各所の参加者を拾い、8時すぎに道の駅黒井山で合流・休憩し、同時出発しました。

まずは団体参拝のツアーということで、出発のお勤めを行いました。
今回はバス2台、88名の方がご参加下さいました。(先達含めて満席御礼!)

最初の目的地『箕面の滝』に向かいます。車内では懐かしい昭和時代の行事のDVDを上映、(今映ってるのは○○さん、など)住職の解説付きで、車内は昔話に花が咲いていました。

箕面の滝に向かう山道。紅葉も終わりかけの山々の風景が車窓には広がります。

箕面公園駐車場に到着。滝の見えるスポットまで歩いて向かいます。

滝を上から眺められるところ。正面から滝を見るにはもう少し歩かなければなりませんが、頑張って歩こうか、もうやめとこうか…と皆さん考え中です。でもほとんどの方が下まで歩いて行かれました。

その、上から眺めた滝はこんな感じでした。

歩道にはまだまだきれいな紅葉が広がっていました。

真っ赤な紅葉も!

これが正面から眺めた箕面の滝。やはり上から見るよりも荘厳で臨場感がありました。

辺りには食事処やお土産屋がいくらかありました。

箕面の滝から約3キロ移動。西国33ヶ所霊場23番、高野山真言宗の勝尾寺に到着。

まずは昼食タイムです。ちょうど正午過ぎでした。

ご覧のように食堂は朝日寺参拝団でいっぱいになりました。

窓からは心癒される境内が広がっています。

昼食を終えて、境内に。勝尾寺の山門。

門をくぐると、噴水や霧!?が出ている池が目を惹きました。

その中を、一団は本堂へ向かって歩いて行きます。なんとも幻想的な光景。

参道にはあちらこちらにまだ色づいている紅葉がありました。

本堂へ向かう途中、ちょうど良いスポットを発見したのでみんなで記念撮影。整列そして「自分のカメラでも撮って欲しい」という方で、しばしの記念時間が過ぎました。

広い境内、ようやく本堂に到着。

紅葉シーズンともあって他のお参り客も多い中、本堂縁側の片隅に固まって般若心経やご詠歌をお唱えしました。
勝尾寺の御詠歌「重くとも 罪には法(のり)の 勝尾寺(かちおでら) ほとけを頼む 身こそやすけれ」

本堂横の納経所。何人もの方が納経帳に御朱印をもらっていました。

『勝運の寺』として有名なここ勝尾寺。境内にはいっぱいのダルマが置かれていました。

こんなところにもダルマ(その1)

こんなところにもダルマ(その2)

こんなところにもダルマ(その3)

出口にはおみやげ売り場があり、皆さんたくさんのお買い物をしていました。

お次は国道171号線の渋滞で、予定より約45分遅れて、茨木市の総持寺(西国22番/高野山真言宗)に到着。

街中の住宅地にあるお寺で、バスからわずかなスペース(幅)を降りて歩きます。

山門の石段。ゆっくりと境内に近づきます。

山門をくぐると目の前には本堂。まずは本堂で一斉にお勤めをと、全員が本堂に上がってゆきます。

勝尾寺と同じように、縁側辺りで固まってお勤めをしようと思っていたところ、総持寺さんのご厚意で堂内へ入らせて頂けました。総持寺様ありがとうございます。

ここでもご詠歌を奉納致しました。
総持寺の御詠歌「おしなべて 老いも若きも 総持寺の ほとけの誓い 頼まぬはなし」

その後しばらく境内を自由散策。

副住職さんらがご案内もして下さいました。

最後はご丁寧に手を振って礼をして下さる中、総持寺を後にしました。


あとは高速道路に乗って帰路へ。
再びDVD観賞やガイドさんのトーク、世間話や睡眠…、思い思いの楽しい時間で割とあっと言う間に瀬戸内市内に。
この旅の無事、そして一緒にご参拝頂いた感謝、また次回のご参加のお願いと皆様のご多幸を祈念してのごあいさつをさせて頂き、午後7時半ごろ全参加者を見届けて終了致しました。

2012年12月1日
庄田山 朝日寺



玉津小学校の君たちへ ―第2弾!―

日本全国津々浦々の朝日寺壇信徒その他関係各位の皆様。
こんにちは。

チャンスは来るべき所に来る!

…という言葉が最初に浮かびました。先日(9月15日)玉津小学校の子供たちが朝日寺について学びに訪れ、今年度限りで休校となる玉津小学校…こんな機会ももう最後かなと思っていたところ、さらに詳しい話を聞かせて欲しいと再び訪れて来られました。

今日は画像や動画をパソコンで見ながら説明しました。(子供たち;「あ、○○くんが写ってる!」とか「これ見たことある!」などの反応。)大事なことはちゃんとメモを取っていました。




今回は花まつりについても少しお話をしました。花まつりについては「確認テスト」を持って帰ってもらいました。
読者の皆様は何問解けるでしょうか??
(写真をクリックすると、大きな画像でプリントを読めます。)


肝心の答えは…
この記事の最後ということで、とりあえず続きをお読み下さい。





途中には17時の鐘をつくのを手伝ってくれました。


そして、宿題が終わった子供たちは、中ではアイスホッケーを、外ではサッカーをやっていっぱい遊んで、帰宅したのでした。
これはマジで楽しかったです。でも教室のほうきでホッケーやったりしてたら学校の先生に怒られますので気をつけましょう!
当のワタクシは運動場が使えない雨の日に、廊下でサッカーをやって先生に何度もひどく怒られました…。

さて、9月15日の記事に関しては温かい声が複数こちらに入ってきました。
「素晴らしい地域貢献をありがとう。」
「娘から『朝日寺のホームページをすぐに見て!玉津小学校のことが載っている。』と言われて、早速見てみました。本当に寂しいですね…私たちも今のうちに同窓会しようかな。」
「ホームページ見て玉津小学校の校歌のメロディが浮かんできました。」
「ホームページ見て初めて知ってびっくりです。玉津小学校が休校になるんですね。尻海離れて何十年だけど、今どんな感じになってるんだろう。」
など、いろんなお声を岡山県内外より頂きました。
ありがとうございます。

また、私の素朴な疑問として、「これいったい何の宿題?」と子供たちに質問したところ、返ってきた答えは「12月1日の学習発表会で発表します。」とのことでした。もちろん玉津小学校最後の学習発表会で、です。

ということで、今日来てくれたみんな! 玉津最後の発表会のお手伝いが出来るなんて、本当に本当にありがたいし嬉しいです。発表会のいい準備にはなったかな?
残り時間は少ないけど(あ、「発表会までの」って意味じゃなくて「玉津小学校生としての」って意味ね)、数々の卒業生の方も残り時間をかみしめています。
「玉津小学校最後の年に、玉津で学んでいるということ」「お父さんお母さんだけじゃなくて地域のみんなも見守ってくれている」ということを忘れずに残り時間を楽しくすごして下さいね!
その発表会、僕も見に行きたいけど…どうしても都合がつきません(泣)
けど、思い出に残る素晴らしい発表会になることを祈ってます。

ところで、9月に続いて今日の子供たちの元気よさ、礼儀よさ。そして読者のみなさんから頂いた声の数々に、「ちっとも玉津は元気を失ってなんかいないじゃないか」と思う今現在です。今しかできないこと、来年度だからこそできること、両方あると思いますが、今は今しかできないことを可能な範囲でやっていきたいという所存でございます。
今回の記事に関しても、ご意見ご感想をお待ちしております。


では花まつり確認テストの答えを…

1.お釈迦さま(おしゃかさま)
2.仏教(ぶっきょう)
3.インド
4.4月8日
5.お花
6.甘茶(あまちゃ)
7.お接待(おせったい)
8.5月11日(土)

何問解けたでしょうか?
半分以上分かったあなたは、かなりの花まつり通です。
この通り、次回の花まつりは5月11日(土)に開催することになりました。
みなさまのお越しをお待ちしております。

Forever ManyManyMany! Memories
 Elementary School!

Nov.12.2012
玉津小学校 平成6年度卒業生より


より快適に参拝して頂くために…



日本全国津々浦々の朝日寺壇信徒その他関係各位の皆様。
こんにちは。

お知らせがあります!

朝日寺の境内が大きく生まれ変わりました!




…とは言っても本堂や客殿が前面リニューアルされたわけでも、新たなお堂が落慶されたわけでもありませんが…(失礼しました…)

このたび参拝された方に、より快適で有意義な時間を過ごして頂くために、境内に案内看板を計7ヶ所設置しました。
製作施工:全てナカノカンバン様(邑久町)

考えてみますと、今までの境内には各お堂や仏像の案内板などはあまりなく、境内を熟知されている方でもなければ、お参りされても境内についてよく知らないまま帰られる方が多かったのではないかと思います。
では早速下記、その案内板についてのご紹介を。

まず、駐車場から境内への入り口には、境内誘導の案内板を取り付けました。
そもそも客殿のことを本堂だと思われている方が、檀家の中でも多数居られるように感じます。また、お寺参りは本尊様に手を合わせる(つまり本堂にお参りする)のが第一の本義ではありますが、朝日寺の境内の構造上、本堂にはお参りすることなく帰られる方が多いのが現状であります。この誘導板により、一人でも多くの方に境内の配置を認知・理解して頂ければと思っております。

客殿前のお薬師さま石像の案内板
文言の中には「本尊のお薬師さまは33年に一度しか見られませんが、いつでも気軽に手を合わせられるお薬師さまをと…(中略)…薬師如来についての詳しい説明は本堂前に本尊の案内板がございますので本堂にお参り下さい。」と記しています。これによって、この内何割かの方は本堂へと誘導される効果があると考えています。

四国八十八ヶ所おすなふみ霊場の説明板。
平成3年完成の当おすなふみ霊場は、木製の案内板があったものの、既に朽ちてきております…。おすなふみの由来や、出来た経緯などまでより詳しく記し、金属製で格好良く作られています。

参道の石段上にはツツジの案内板。
毎年GW頃に見ごろを迎える裏山のツツジは、新聞等で紹介されたこともあって徐々にお参りの方の定着がなされてきています。ですが、初めて来られた方にはどこから裏山に上がればよいか一見分からず、鎮守堂のほうから無理やり山登りされている光景もこれまで度々目にしました。また、看板常設によってシーズン外にお参りされた方にもツツジのことや裏山に登れることの周知を図ることができ、より多くの方にツツジをお楽しみ頂けるのではないかと期待しております。

鐘楼堂の説明板。
鐘楼堂の出来た経緯、今の梵鐘が新調された経緯などが記されています。

本堂および本尊薬師如来の説明看板。
本堂・本尊(=お寺の『顔』)らしく、ステンレス製のデラックス素材で作成して頂きました。お薬師さまの説明・ご真言・薬師如来の御詠歌・朝日寺の御詠歌の歌詞・開帳の説明まで詳しく記しています。ここで一番ゆっくりと一息付いて手を合わせて頂けるようにと考えおります。

不動明王像の説明看板。
不動明王の説明に加え、ご真言・不動明王の御詠歌まで詳しく記載しています。また、この石像のお不動さまは今から約3年前の平成21年11月に建立・除幕されましたが、その経緯等について、来年加えて石造りのものが設置される予定です。

さらに、ナカノカンバン様のご厚意で、本堂のお賽銭箱を格好良く塗り替えて頂きました。ありがとうございます。

いかかでしょうか?
さらに、「おすなふみ」「ツツジ」「本尊」の案内板については、

記念撮影や大きな行事進行の妨げにならないよう、可動式になっています。

繰り返しになりますが、今までの境内では案内・説明が少なく、特に初めて来られた方にはやや無機質に映った点があるかもしれません。内部の人間にとっては当 たり前すぎて、そのような事象に特に気づくこともなく、長い時間が流れ去ったのは大いに反省すべき所であります。また、せっかくある古いお堂や仏像の存在を、中身を知って 頂くこともなく帰られた方が多数居られるならば、これは「宝の持ち腐れ」とも言うべき実にもったいない状態であったと思います。
これらの案内板によって、お参りされた方に向けて、
・お寺をよりよく知って頂くこと。
・(知識や思い出など)何かを持ち帰られるような有意義な時空間の提供。
に加えて
・滞在時間の大幅アップ
が間違いなく図られるものと考えております。


 (まあまあ重要な) 追伸!
当ホームページもおかげさまで開設以来5年半以上が経過しました。ご愛顧誠にありがとうございます。この5年半の間にいろんな出来事がありましたが、当サイトの境内案内のページが現状にややそぐわない物になってきております。
駐車場の新設・新境内地の整備(境内拡張)・不動明王像の建立のように新たに出来たもの、そして裏山のツツジの四季等、現在のページでは伝え切れていない情報がまだたくさんあります。

そこで! 次は「朝日寺の境内」 のページをリニューアル致します!

2013年1月1日(元旦)リニューアル!(予定)

皆様乞うご期待!でもあくまで予定ですので、1月1日中に更新されなくてもあしからず!これから鋭意、リニューアルに向けた作業を致しますのでよろしくお願いします。



さらにもうひとつ追伸。
先日完成のお知らせをした、ブルーライン邑久IC近くの看板を一部デザイン変更しました。
看板によるホームページ誘導の効果は結構高いとのアドバイスで、当ホームページへの来客数(アクセス数)増、そしてそこからの参拝者の増加などの付随効果を当て込み、このようにマイナーチェンジ致しました。早速この看板からの誘導で、今このページを読んでいる方もおられるでしょうか…?

2012年10月25日
庄田山 朝日寺



玉津小学校の君たちへ 〜副住職より〜


9月15日(土)、小学校の宿題に、玉津小学校4年生の子供たちがお父様に連れられて朝日寺を訪れました。




子供たちの質問にわたくし副住職が対応させて頂きました。内容を要約すると以下の通りです。


Q.朝日寺の歴史について教えて下さい。
A.
717年(今から約1300年前)に建立されました。しかしそれから約950年後、そのころ池田光政という岡山の偉い人が、どんどん岡山のお寺を減らすようにしていました。1666年、朝日寺も残念ながら無くなってしまいました。それでも朝日寺に馴染みのある地域の方々が、何とか朝日寺を復活させようと、懸命に動きました。お寺を復活させるには大きなお金が必要になりますが、元の朝日寺が無くなって約30年後の1694年、ついに朝日寺を復活させることができました。それが、おおよそ今の朝日寺の境内の姿です。以来300年以上、歴代の住職(お坊さん)、地域や檀家の皆様に守られて今に至っています。

Q.朝日寺の一番の行事は何ですか?
A.やっぱり7月海の日にやる投げ銭供養(よみあげ)です。
Q.それはどういった内容の行事ですか?
A.
戦没者と一年間に亡くなった人を拝むために、大勢の人がお寺に集まって、紙に包んだおさいせんを投げる行事です。(子供たち:「あ、ひいおばあちゃんが亡くなった時に来たよ!」などの反応)
昔、日本では戦争をしていて、20歳そこそこの若い男の人たちが戦争に駆り出されて、たくさんの人が亡くなりました。なんとこの地域だけでも太平洋戦争で90人以上の方が亡くなっています。(子供たち:一同「えーーーーっ!!!」とびっくり。)
また、一年間に亡くなった方を地域の人や檀家の人みんなで拝んでおさいせんを投げます。例年200〜300人の人が集まります。これは全国的に珍しい風習で、これまでテレビや新聞にも何度も取り上げられています。


副住職より
約1時間、小学4年生でも分かりやすいようにと、ホワイトボードを使って、ときおり漢字テストも交えながら(笑)の『課外授業』を行なわせて頂きました。子供たちは真剣に聞き入ってくれましたし、お寺に入る時のあいさつや質問の受け答え、言葉遣い、とてもよく出来ていて感心しました。さすが玉津っ子!いい『課外授業』『宿題』になったかな?
宿題を終えた子供たちはお寺の木魚や裏庭に興味津々で、最後は境内鬼ごっこをして、きっちり大きな声で「ありがとうございました!」と言って帰っていきました。

ご存知の方も多いと思いますが、玉津小学校は今年度をもって休校となります。僕は、「こんな形で玉津小学校の子供たちと関わることは最初で最後なのかなぁ」と一卒業生としてしんみり…小学校時代の記憶がたくさん蘇ってきました。でもすっっっ〜ごく!いい記念になったし、嬉しくて楽しかったです。こんなに素晴らしい機会を与えて下さってありがとう!

檀家の方には、当然ながら玉津小学校の卒業生の方が数多くおられ、お寺の仕事をしていると玉津小学校休校について本当にいろんな声を聞いております。各卒業年度で同窓会をされた方や、これからされる話も多く耳にします。(80歳代の方でも既に開催されたのを聞いております。)でも、共通する言葉はみんな一緒、「母校が無くなるのはやっぱり寂しい…」。

さて、今日来てくれた4年生のみんな!
子供の時の思い出って絶対大人になっても残るものです。来年度から邑久小学校に行っても、大人になって世界に羽ばたいても(たしか、校歌の最後は「世界の空へとのびていく ああわが泉 玉津校 ああわが母校 玉津校」って歌詞だったよね?)、玉津小学校のこと、お寺にお参りしたこと、(できれば今日の課外授業も覚えてくれているとうれしいな…笑)、忘れずに優しい大人になって下さいね。
僕は一番上の写真、今日のベストショットとして絶対永く保存します。ではでは!

Forever ManyManyMany! Memories
 Elementary School!

Sep.15.2012
現 朝日寺副住職(玉津小学校 平成6年度卒業生) 若松慶隆より

(追伸)朗報!!
朝日寺の案内看板が邑久町内2ヶ所にできました。


1.岩花の三叉路
(虫明方面へ向かう県道224号線と尻海・牛窓方面へ向かう県道228号線の分かれ道)

西方面から朝日寺にお参りしようとしたら、間違って228号線に入ってしまい、どこにいるのか分からなくなってしまった…というケースがこれまで度々ありましたが、この看板により間違いなく朝日寺にお参り頂けます。加えて228号線(尻海・牛窓)方面からこの三叉路に向かっても案内できるようにと、看板は三角型の2面制になっています。

2.邑久町本庄交差点付近
(ブルーライン邑久ICを降りて牛窓方面へ少し行った交差点付近)


2012年9月15日
庄田山 朝日寺



11月30日(金)関西紅葉名所の寺参拝ツアーのご案内

秋季恒例の日帰りのバスツアーですが、今年は11月30日(金)に関西紅葉の名所巡りとして、紅葉絶景の箕面大滝と勝尾寺などのお寺を参拝する旅を企画致しました。

どなたでもご参加頂けます(乗車場所も応相談)ので、ご家族友人等お誘い合わせの上、ご参加下さい。皆様のご参加をお待ちしています。

概要

日にち  平成24年11月30日(金) 雨天決行

出発   朝日寺駐車場を午前8時の予定
    (町内主要箇所はバスで巡回し拾います。またその他の
         地域の方も希望があれば相談に応じます。具体的な場所時
         刻は後日集計の後、参加者にお知らせします。)

参加費  6500円(昼食・交通費・美術館入場料等込み)

申込み  11月15日(木)しめきり
              大型バス2台予定で、定員に達すれば締め切ります。

訪問先    箕面公園…紅葉の名所、箕面大滝散策やお買い物
       勝尾寺…勝運を頂けると有名な高野山真言宗のお寺
       成福寺…勝尾寺と共に西国霊場の札所(高野山真言宗) 

予定スケジュール
8:00 朝日寺(および市内各地) ---  道の駅黒井山(休憩) 
---  備前IC  ---  三木SA(休憩) ---  中国池田IC
---  10;45〜11:45箕面公園(箕面大滝散策)  
---  1200:〜14:00勝尾寺(宿坊にてご昼食) 
---  14:30〜15:15総持寺  ---  茨木IC --- 龍野西SA(休憩)
---  備前IC --- (市内各地経由)18:00朝日寺
                 以上18時ごろ朝日寺着予定

みなさんのご参加、心よりお待ちしています。

2012年9月15日
庄田山朝日寺



精霊送り〜2012 

2012年水まつり(精霊送り)写真集はこちら



8月15日、お盆の精霊送りとして恒例の水まつりを行ないました。

お盆が終わりました。皆様良いお盆を迎えることができたでしょうか?
私どもは毎年この日を迎えると、「ああ今年も無事に棚経が終わったなぁ」という感謝と達成感を抱きます。今年は先月29日から8月14日まで棚経に回りましたが、おかげさまで無事スムーズにスケジュールを消化することができました。
今回もまず、午後8時より客殿内で初盆を迎えた方を集めての法要を行ないました。お参りされた方々のお顔を見渡しますと、枕経・お通夜・葬儀・お逮夜・四十九日・投げ銭供養…などのことが今一度思い出されます。お勤めの前に、御詠歌「施餓鬼精霊供養和讃(せがきしょうりょうくようわさん)」をお唱えした後、一言、供養について持論を述べさせて頂きました。仏様には願い事をするのではなく、あくまで今生かされていることへの感謝。何年経っても仏様には第一に「感謝」の念を持って接して頂きたいと思います。
法要の後、外で精霊棚にそれぞれの塔婆にお水をかけてご先祖をお送りしましたが、一人一人が神妙に様々な思いを抱きながら手を合わせておられ、本当に良い締めくくりが出来たと思います。
ご先祖様とも一旦お別れして明日からまた新たな1年が始まりますが、皆様思い新たに生きて参りましょう!
筆末ながら運営をお手伝い頂いた役の方々にはお暑い中ありがとうございました。

2012年水まつり(精霊送り)写真集はこちら

2012年8月15日
庄田山 朝日寺



2012年 投げ銭供養レポートとお盆のお知らせ 

2012年投げ銭供養写真集はこちら



7月16日、恒例のよみあげ(投げ銭供養)を行ないました。 梅雨明け前の晴天の下、大勢のお参りでした。ありがとうございました
一方で、晴天過ぎて大変暑い中での駐車誘導等、行事の運営に携わって下さった方にも厚くお礼申し上げます。お参りされた方にも知っておいて欲しい事ですが、こういった協力あってこその行事です。いつもありがとうございます。




行事開始前には今年も、亡くなった家族の供養のためにと、参拝者に志のお接待を振舞う光景が見られました。
今年1月に先代の正隆住職が亡くなり、若松家からもささやかなお接待を用意させて頂きました。改めて長年のご愛顧ありがとうございました。


今年の講演は「仏様に生かされて」と題して、福山市立大学教授の田渕五十生先生(朝日寺の檀信徒様)に、お話をして頂きました。
歴史・文化遺産がご専門で、お忙しい中を仏様の有り難さなどについて力説下さりみなさん興味深く聞いておられました。
菩提寺の伝統行事で檀家の方が講演して下さるということは大変誇りに思います。ありがとうございました。


続いて御詠歌の奉納。
今年も「生死流転」「庄田山朝日寺」「追弔和讃」の3曲をお唱えしました。






住職方が集っての法要。読経が響く中でお焼香が回され、「よみあげ」に臨みます。






過去帳の読み上げ。今年も東日本大震災物故者に続き、太平洋戦争の戦没者の名を読み上げ、少しずつ投げ銭のコツコツという音が堂内に響きました。
新仏の名前が読み上げられると、今年も多くの投げ銭が飛び交いました。特に新仏様の数が例年より今年は多く、大勢の方が供養の投げ銭をされました。
【追伸】故・若松正隆にも多大なご供養を下さいましてありがとうございました。



全ての供養者の読み上げが終わると、南無大師遍照金剛などと皆で閉めのお勤めを行ない、法会を終了しました。


今年は報道関係者さんが複数取材に来られ、この珍しい風習がテレビ・新聞で取り上げられました。
また、今年もご厚意によりビデオを撮影して頂いております。昨年と同じくDVDにしてお配りできればと考えております。

法会の次第でも触れさせて頂きましたが、朝日寺には「後の世の値遇をここに庄田山 朝日の蔭に消ゆる露霜(のちのよの ちぐうをここに しょうださん あさひのかげに きゆるつゆしも)」という、和歌(ご詠歌)があります。値遇とは縁(特に仏縁)あって現世で巡り会うこと、という意味です。いろいろな解釈があるでしょうが、「いつか自分も朝日の蔭に消える存在(=この世からは消える)になるけれども、後の世も値遇の続く朝日寺であってほしい…」という後世への想いを表現した歌であると考えられます。この1年、お寺と長い付き合いでいろんな思い出のある方々が亡くなられました。でもきっとその方々は草葉の陰から後の世の値遇を願って下さっているはずです。33年に一度のご本尊薬師如来ご開帳も再来年に迫ってきました。亡くなられたご先祖様のことも思いながら、意義深いご開帳に出来ればと思います。どうか皆様には今後ともお互いに協力し、朝日寺を造っていけますよう、よろしくお願い申し上げます。合掌


2012年投げ銭供養写真集はこちら


(追伸)お知らせ


今年も棚経のシーズンが参りました。
一応今のところ下記の日程でご先祖の供養に、各檀家様宅のお仏壇を拝みに回ります。 よろしくお願いします。

【予定】
7月29日(日)・30日(月) 邑久町外
7月31日(火) 大土井
8月1日(水)  敷井
8月2日(木)  下寺・前泊・間口・虫明
8月3日(金)  (予備日)
8月4日(土)・5日(日)  尻海
8月6日(月)  (予備日)
8月7日(火)  尾張地区
8月8日(水)  尾張・牛窓・渡内・高助
8月9日(木)  庄田
8月10日(金) (予備日)
8月11日(土) 邑久町外(西大寺・備前市方面)
8月12日(日) 邑久町外(赤磐方面)
8月13日(月)・14日(火) 岡山市方面

お参りできない遠方の檀家様には毎年心苦しいばかりですが、お気持ちだけでもこの場を借りてお届けいたしたいと思います。機会があればお寺にお参り下さい。読経による供養をされたい方は事前に一方下さると助かります。

8月15日(水)午後8時〜 水まつり(精霊送り)
お盆の最後8月15日晩には精霊送り行事「水まつり」を開催します。
基本的に初盆を迎えられる方が対象で、後日正式な案内とお盆の塔婆をお届けしますが、その他の方で参加したい方がいらっしゃいましたら、お盆の塔婆をお届けしますので連絡下さい。

これから暑さの厳しい日が続きますが、どうぞご慈愛下さい。

2012年7月16日
庄田山 朝日寺



7月16日(月・祝) 投げ銭供養(よみあげ)のご案内

今年も恒例の投げ銭供養(市無形文化財行事)が近づいて参りました。
今年は7月16日(月・海の日)の午前9時より、福山市立大学教授の田渕五十生さんを講話ゲストにお招きして開催する予定です。
行事内容の詳細はこちらをご覧下さい。
なお、戒名を読み上げられる方(今年の新仏・戦没者)の施主様には、個別に詳細な案内を送付致しております。

特に初盆を迎えられるご遺族の方には格別の思いがあろうと存じます。檀家で亡くなった方をみんなで追悼する…そういった歴史を今年も継承できればと思います。
また私事になりますが、今年は1月に亡くなった朝日寺第13世住職のよみあげにも当たっており、多くの方にご供養して頂ければと一同思っております。
みなさまのお参りをお待ちしております。


概要

日時

7月16日(月・海の日) 午前9時より

法会次第
午前9時00分より
 講話『仏様に生かされて』田渕五十生 福山市立大学教授
午前9時45分より ご詠歌(生死流転・庄田山朝日寺・追弔和讃)

午前10時より   「よみあげ法要」         
           一、前讃(四智梵語)          
           一、唱禮          
           一、理趣経          
           一、後讃(佛讃)         
           一、過去帳読み上げ(投げ銭供養)       
           一、光明真言          
           一、大師法号          
           一、回向文          
                                 以上11時ごろ終了予定です。

その他

・投げ銭(お賽銭)は写真のように、半紙やティッシュの紙で包み折りたたんだり、ねじり包んでいる方が多いです。
・例年より新仏の数が多く、混雑が予想されます。スムーズに進みますようご協力お願いします。

2012年6月14日



5月13日 花まつり(第6回薬師如来祈願法会)

2012年花まつり写真集はこちら


恒例の花まつり(第6回薬師如来祈願法会)を今年は5月13日(日)に行ないました。 今年も多くのお参りありがとうございました。



前日には暑い中、総代さん・婦人部さん総出で行事の準備を行ないました。


薬師像の花御堂で灌仏(お釈迦様に甘茶をかけるて誕生日を祝うもの)。
四国八十八ヶ所のお砂踏み行列。
開帳が2年後に迫ったお薬師様を前にしたお勤め。(1月の名誉住職葬儀の御礼も住職より述べました。)
うどん・甘茶のお接待。
子供たちのアミューズメント、境内に響く御詠歌…。
33年に1度の薬師如来御開帳が近づいてきた5年前よりこのスタイルの花まつりを始めて6回目。毎年楽しみにお参りされる方も多く、境内にはたくさんの笑顔が咲いていました。


開帳に向けて、腕輪念誦を作るように毎年1つずつ念誦玉を進呈していますが、今年は地蔵菩薩の珠が配られました。
また、帰り際でのお接待では、今年も手縫い品やお塩・こんにゃく・日用品など、先祖の供養やお参りされた方に喜んで頂こうと、檀家や地域の方からたくさんの品が寄せられました。皆様これらを手に帰路に付かれ、役員さんで後片付けとお疲れ様の会を持ってお開きとなりました。


【後記】
お参りされた方、ご厚意のお接待をして下さった方、行事の企画・準備や運営をして下さった役員の方々、みなさん本当にありがとうございました。
運営の手伝いに携わる方や、お接待を用意された方にはお参りされた方から「ご苦労様」「ありがとう」。逆にお参りされた方には「よく参られました」。とお互いに声が掛けられていました。すごく心温まる思いがしました。昨年より少し人出は少なかったですけれども、このようにして皆さんの手で行事が営まれ、喜ばれれば何よりと思います。
来年は御開帳前年となります。より皆さんに喜んで頂けるように、開催日程も含めて考えたいと思います。まずは来年も花まつりへのお参りをお待ちしております。
また、行事中にも告知致しましたとおり、御開帳は
平成26年(再来年)4月5日(土)
にすることになりました。恒例の稚児行列も行なう予定です。33年に1度。みなさんの記憶に、そして朝日寺の歴史に残るような行事になりますよう、ただ今総代会等で考えております。

2011年花まつり写真集(その1)はこちら

2012年5月14日
庄田山 朝日寺



5月13日(日)午前10時〜 花まつり

33年に1度の薬師如来開帳まであと2年となりました。その開帳に向けて従来の花まつりを拡大した形で行なっている、薬師如来祈願法会も今年で6回目となります。
花まつりは毎年5月8日に行ってまいりましたが、5月8日が土日に当たった昨年一昨年(加えて言うと土砂加持法会として日曜日に行なった3年前も)はより多くのお参りの方で賑やかに行なうことが出来ました。いよいよ御開帳が近づいてきたこともあり、より多くの方にお参り頂きたいとの思いから、
今年も休日に催すべく5月13日(日曜日)に開催することになりました。
子供連れにも楽しんでいただけるゲームやお接待も用意しております。どなたでもご参加頂けますので、みなさまお誘い合わせの上お参り下さい。


【予定スケジュールなど】




10時前 灌仏(かんぶつ)

花御堂のお釈迦さまに甘茶をかけてお釈迦さまの誕生日を祝います。
これはお釈迦さまが生まれた時に、甘露の雨が降っていたことに由来します。
※10時にお砂踏みを一斉にスタートしますので、灌仏はそれまでに各自行なって下さい。

10時〜 
四国八十八ヶ所おすなふみ行列


おすなふみとは、各お寺のお砂を拝みながら踏み歩くことで、お参りと同じ功徳が得られる、とされるものです。
四国八十八ヶ所のお砂を一斉に踏んで歩きます。
渡り終えた方には、お砂踏みのお札を授与します。


10時半ごろ〜 本堂にて
法話・薬師如来本願功徳経


扉が閉じられた薬師如来の前で、その功徳を称えるお経をみんなで唱えます。2年後に迫った開帳をみんなで元気に迎えましょう!


11時ごろ〜 お接待
うどん・甘茶や御身守珠(ごしんじゅだま:開帳まで全7回の薬師如来祈願法会でそれぞれ違った念誦珠を授与し、開帳の時には腕輪念誦になります。)等のお接待をします。



子供向けのアミューズメントブース

お子様向けに、お菓子つかみ取りやおもちゃのもらえる輪投げゲームなど、アミューズメントブースを用意しています。ぜひお子様連れでお参り下さい。



ツツジが見ごろを迎えます。

裏山一面のツツジがちょうど見ごろを迎える予定です。ぜひご覧下さい。 山頂近くまで登れるようになっています。


以上12時すぎ行事終了予定です。

※駐車場は境内西側(約40台)と墓苑(計約20台)及び参道の路上駐車です。係りの方の誘導に従って下さい。

行事の様子と写真集は後日当ホームページにアップ予定です。
みなさまのお参りを心よりお待ち申し上げます。

なお、裏山一面のツツジはゴールデンウィーク前後に見ごろを迎えます。どうぞお参り下さい。

2012年4月14日
庄田山 朝日寺



追悼 名誉住職正隆和尚


拝啓 当山第十三世 名誉住職 若松正隆はかねてより療養中のところ去る平成24年1月23日 世壽94歳にて遷化致し25日に本葬儀を執り行ないました
ご多忙中にもかかわらず 多数の御会葬 鄭重なる御厚志 丁重なる弔電を賜り心より厚くお礼申し上げます
おかげさまで葬儀を滞りなく済ませることができました 
茲に生前の御厚情に感謝申し上げますとともに 今後も変わらぬ 御指導 御厚誼を賜りますようお願い申し上げます 敬具
通夜・葬儀のようすはこちら(写真集が別ウィンドウで開きます)
撮影協力 岩元健一様【(株)コンドウ】 他



故人の半生

故人は大正8年8月16日に隆如(当山十二世)の下で朝日寺にて生を受け、高野山で学生生活を送りました。
(写真は高野山中学卒業写真より)

後に当山第十三世として檀務その他に邁進。
一にも二にも「檀家第一主義」とも言うべく、地元はもとより全国各地駆け回ってきました。

また、鐘楼堂や山門・鎮守堂・別殿の改築などの事業を進め、檀家様の協力を得ながら寺観の整備も行なって参りました。檀家第一主義の裏付けとして、とかく檀家関係の事に関しては驚異的な記憶力を持っていました。(今となってはもっともっといろんな話を聞き出しておけば…と思いますが。)そんな中で昭和54年に岡山市内で交通事故に遭い、約1ヶ月もの意識不明状態から奇跡的に回復したことは地元ではあまりにも有名であります。危篤時は葬儀の下準備まで進められたほどでした。
一方で連日壇信徒らが寺に集まっては、薬師如来(本尊)に向かって回復を祈り拝んで下さっていたそうです。お薬師様と檀家様の力で奇跡的な回復を遂げ、昭和56年の御開帳も何とか無事に終えることが出来たのです。
誰とでも分け隔てなく親身に語らい、またそれを何よりの楽しみとしていました。そして多くの方々にそういう人懐っこい性格の故人に「おじゅっさん」と呼ばれ長年親しんで頂きました。何年経ってもその光景がすぐに浮かぶ方も多いことでしょう。檀家様の葬儀で涙を流しながらお経を読み上げた、というエピソードも複数聞いております。
しかし内部にあっては至って厳格であり、本人なりの信念からか、寺内では激しい口論を何度も繰り広げていたものです。
外には和顔愛護、内には厳しく。民生委員や保護司として活躍できたのも、その性格あってのことでありましょう。
昭和62年に住職の座を隆英に譲り、名誉住職となりました。やがて高齢となり、葬儀や法事でのお勤めはほとんど出来ない状態となりましたが、檀務への情熱は微塵も衰えることはなく、毎年海の日の投げ銭供養の導師など、年中行事で大勢の前に顔を出せることを楽しみとしていました。
(写真は2007年花まつりの時のもの)

2008年の投げ銭供養が最後の出番となりました。ちなみに最後に顔を出したのは2009年の水祭りの初盆供養の際です。2006年夏〜2008年夏の約2年間は慶隆副住職も加わり三代揃ってのお勤めができ、本人はこの事をこの上なく喜んでおりました。
(写真は2008年2月3日節分会
2007年には住職在任50年表彰の栄誉も高野山金剛峯寺より受けました。

2年ほど前より介護施設での生活を送り、最晩年は段々と飲食することもままならない状態となり入院を余儀なくされました。そうなっても「早く寺に帰りたい」と口癖の様に言っており、檀務のことが何かと気になって仕方が無いようで、「最近は何かあった?」の問いに「この間は○○さんが亡くなってお葬式があった」と壇信徒の訃報を伝えては、泣いてしまうこともありました。その後、いよいよ何度か危なくなっては持ち堪えていましたが、最期は1月23日午前10時、ついに力尽きるように息を引き取りました。

葬儀は途中から粉雪の舞う大変寒い中でしたが、故人らしく大勢の壇信徒の皆様にも見守られながら行なうことができ、最後は御詠歌が響く中を出棺致しました。故人も本望の限りだったに違いありません。重ね重ね関係各位の皆様に厚く御礼申し上げます。これから故人は『第十三世傳燈阿闍梨正隆不生位(だいじゅうさんせい でんどうあじゃり りゅうしょう ふしょうい)』として寺内に祭られます。思えば天寿を全うした、 実に幸せな人生であったと考えております。2年後に迫った御開帳を迎えられなかったのは大変残念ではございますが、我々は故人の意思を受け継ぎ、より一層精進していく所存でございます。繰り返しになりますが、特に檀家の皆様には生前の御厚情に感謝申し上げますとともに、今後も変わらず朝日寺への御指導御厚誼を賜りますようお願い申し上げます。



第十三世傳燈阿闍梨正隆不生位
増進佛果菩提也 

南無大師遍照金剛   合掌

※節分会中止のお知らせ
2月3日(金)に予定しておりました、節分会は中止とさせて頂き ます。状態を見ながら準備は進めて参りましたが、どうしても予定通り開催することは出来なくなりました。楽しみにされていた方には大変恐縮ですが何分このような事情ですので、ご理解ご了承お願い致します。

平成24年1月29日
庄田山朝日寺


お知らせ

若松正隆 儀 葬儀のご通知

謹啓 拙寺名誉住職(第十三代)若松正隆 儀


かねて病気療養中のところ行年94歳にて遷化致しました
茲に生前のご厚誼を深謝し謹んでご通知申し上げます
尚、通夜並びに葬儀告別式は下記の通り執り行います
                               謹言
日時
通 夜  1月24日 午後 6時〜7時
葬 儀  1月25日 午前11時45分〜午後1時

場所
朝日寺
岡山県瀬戸内市邑久町庄田1207


※また、2月3日(金)に予定しておりました、節分会は中止とさせて頂きます。
状態を見ながら準備は進めて参りましたが、どうしても予定通り開催することは出来なくなりました。楽しみにされていた方には大変恐縮ですがこのような事情ですので、ご了承お願い致します。

平成24年1月23日
岡山県瀬戸内市邑久町庄田1207
庄田山朝日寺 住職 若松隆英 外一同


あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
2012年がスタート致しました。 本年もよろしくお願い申し上げます。

新年の詳しい挨拶は、朝日寺だよりの紙面上に譲ると致しまして(…割愛)、
1月2日・3日、年始参りとして
・新年のお札
・朝日寺だより(第34号)
・高野山の読み物
・節分会(2月3日)のご案内
を持って、邑久町内(一部を除く。町外は4日郵送予定)の各檀家様宅を訪問します。

よろしくお願いします。

ところで、「古いお札や塔婆はどうすればよいのですか?」という多くの方の声を受けて、先月中旬に古塔婆入れ・納札箱を境内に設置しました。
今までは各檀家さんが住職の所へ持って来られたり、何かでお尋ねした際に「お焚き上げします。」と住職が預かって帰ったりしていました。声を掛けられればそれで済んでいましたが、 そもそもお札や塔婆の処分をどうすればいいのか困っている方がほとんどな感じで、何年分も束の様になったお札を押しピンで貼られている方や、ボロボロに朽ちかけた塔婆の散乱した方も多く見受けられます。 そのような現状や要望を受けて総代会などで協議の上、「気を使うことなくお焚き上げしてもらえて、お寺にお参りすることにもなる」ということで設置することになりました。場所は、本堂正面の縁側下です。どうぞお気軽にご利用下さい。
明日からは新しいお札を配付します。早速気分も新たに、昨年のお札を持ってお参りされてはいかがでしょうか。
また、元旦よりしばらくの間は、絵馬を本堂に置いていますので、新年の願い事をご自由にお書きになって帰って下さい。(本当に自由に書けます。)

次に新年最初の行事として、2月3日恒例の『節分会』(12時半お勤め開始)を行ないます。
みんなで食卓を囲む食事会。1人1本ずつろうそくに今年の願いなどを書き込んで、それを燃やしながら拝む祈願法要。たくさんの豆やお菓子が舞う豆まき。 そして最後には豪華?景品の当たる楽しい福引きを行ないます。
一年一年、お参りされた方の様子や感想をもとに内容を練っており、今年もより一層来られた方に楽しんで頂ける節分会を計画しております。
檀家内外問わずどなたでもご参加頂けますので、ぜひお誘い合わせの上お参り下さい。
なお、参加料はろうそく・昼食代込みで1人2000円で、1月25日(水)までの事前申込み制です。
また、昨年までは12時から昼食会としていましたが、今年は12時半お勤め開始とし、それまでに昼食(恵方巻きなど)を各自食べて頂きます。(年々早く来られる方が多くなったため。)

2012年1月1日


過去の記事はこちら