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11月18日 井原団参レポート


秋恒例の日帰りのバス旅行。
今回は井原方面のお寺参拝と観光に出かけました。
たくさんのご参加ありがとうございました。




午前7時半ごろに朝日寺を出発。今回は大型バス2台、総勢82名での旅行でした。【満員御礼】
町内各地で参加者を拾い、市役所前で再び2台合流。笠岡へと向かいます。車内ではまず朝のお勤めとして般若心経などをお唱えしました。





笠岡インターを出て、まずは今日1つ目のお寺、井原市高屋町の高山寺(こうざんじ:真言宗大覚寺派)を参拝しました。

名前の通り、本当に高い山の上にありました。大型バスでは通行困難な所も何とか通り抜け、お寺に到着。洗心水で手を流しつつ、本堂に入りました。



本堂に集合し、高山寺のご住職をまじえてのお勤め。
本堂内・境内にはたくさんの重要文化財があり、住職より丁寧なご説明を受けながら礼拝しました。





しばらく境内を散策しました。本堂の裏には天然記念物の『もっこく』の木がそびえています。




本堂の前で記念撮影。


次は大塚美術館(井原市高屋町)へ。…の予定が、高山寺までの時間が予想外にかかったため、急遽スルーしてお昼ご飯を食べに行くことに。



地場産業振興センター内の、食事処『魚屋』さんで昼食を取りました。
しばし談笑の中でみなさんの親睦が図られます。早くもお酒が進む人も…(毎年恒例)。




午後の部に移り、一行は芳井町の成福寺(じょうふくじ:高野山真言宗)へ。参道を歩きお寺へ向かいます。





まずは山門前の石段にて記念撮影。



本堂の広間に集合し、ここでもまずはお勤め。
その後、ご住職より法話をして頂きました。
この世の縁について。曼荼羅を用いながら、ありがたいお話をみなさん興味深く聞き入っていました。




天神峡(紅葉の名所)を横目に眺めながら笠岡へ向かいます。
残念ながら見ごろとは言えず、3年前の小豆島ツアーのようにはいきませんでしたが、まぁ毎年やってれば当り年も外れ年もあります。ということでまたのお越しを!



あとは恒例の最後のイベント。お土産の買い物タイムに。
今回は笠岡市に今夏オープンしたばかりの道の駅『笠岡ベイファーム』に立ち寄りました。
一気に80人がお店に押し寄せます…。
大量に買い物をする人や、おやつを食べる人…、約45分過ごしました。




ベイファーム裏のコスモス畑。コスモス畑も紅葉姿!?

あとは笠岡インターから高速道に入り、旅の無事や来年のご参加等をお話して、 帰路へつきました。途中の予定変更有りのツアーでしたが、これも思い出となることでしょう。この日は降水確率80パーセントで、どんなに不自由な思いをすることかと心配していましたが、ほとんど傘の必要がなく、みなさん「日頃の行いが…」などと、満足げな表情を浮かべていました。
一日皆様どうもありがとうございました。
またのご参加をお待ちしています。




2011年11月18日



DVD完成のお知らせ

先日お知らせしていました、昭和62年の土砂加持法会&晋山式(しんざんしき)の見られなくなったビデオテープ。この度とあるビデオ映像修復業者によって映像・音声共に復元して頂きました。
そしてこの記録を永く残すため、またより多くの方に見て頂くために早速ダビングし、DVD化しました。

今から24年前、昭和62年11月3日。晋山式(しんざんしき)とは新たな住職がその座に就く晴れの儀式で、多くの参拝者が見守る中、現92歳の正隆師から現住職の隆英師にバトンタッチがなされました。

旧住職のあいさつ、新住職の誓いの言葉、そしてその晋山式を記念しての修行大師像の除幕式や、子供たちによる稚児行列の風景、そして締めくくりの餅投げなど、この日の様子が約2時間半に収められています。

つい先日には編集に先駆けて御詠歌隊のみなさんで観賞しましたが、思い出話が長時間尽きず、大いに盛り上がりました。
今は故人となった人の元気な姿…。
今はいいおじさんおばさんになった人の若かりし姿…。
今はいいお父さんお母さんになった人のお稚児さん姿…。
などなど、あなたも昭和の懐かしい思い出に浸ってみませんか??



このDVDは、先に完成済みの
「よみあげ(投げ銭供養)のDVD」「平成21年・平成6年の土砂加持法会(稚児行列)のDVD」とともに客殿広間に置いてあり、欲しい方にはダビングをお分け致します。郵送も承りますので、郵送希望の方はご連絡下さい。

2011年9月11日
庄田山 朝日寺



11月18日(金)日帰り参拝ツアー『井原』のご案内

秋季恒例の日帰りのバスツアーですが、今年は井原市方面の寺院参拝と観光の旅を企画しました。

どなたでもご参加頂けます(乗車場所も応相談)ので、ご家族友人等お誘い合わせの上、ご参加下さい。皆様のご参加をお待ちしています。

概要

日にち  平成23年11月18日(金) 雨天決行

出発   朝日寺駐車場を午前8時の予定
    (邑久町内主要箇所はバスで巡回し拾います。またその他の
         地域の方も希望があれば相談に応じます。具体的な場所時
         刻は後日集計の後、参加者にお知らせします。)

参加費  6000円(昼食・交通費・美術館入場料等込み)

申込み  10月28日(金)しめきり
              大型バス2台予定で、定員に達すれば締め切ります。

訪問先    高山寺…東寺真言宗別格本山。国指定文化財(不動明
             王像・地蔵菩薩像)。大樹「もっこく」は
                         天然記念物指定。
       大塚美術館…金鳥桂華の作品など。
       成福寺…高野山真言宗。県指定文化財(不動明王像)百
                        メートルもある城壁のような石垣が有名。
       天神峡…11月には小田川渓谷1キロに渡っての紅葉。
       海の駅笠岡ベイファーム…今年8月オープンの新「道の駅」

予定スケジュール
8:00 朝日寺(および邑久町内) ---  笠岡IC 
---  9;50〜10:50高山寺 ---  11:00〜11:50大塚美術館
---  12:00〜13:00地場産業会館(魚屋での昼食) 
---  13:15〜14:15成福寺  ---  14:20〜15:00天神峡(紅葉散策) 
---  15:40〜1610笠岡ベイファーム(お買い物) ---
                   18時ごろ朝日寺着予定

みなさんのご参加、心よりお待ちしています。

2011年9月11日
庄田山朝日寺



水まつりレポートとDVDのお知らせ


8月15日夜、今年もご先祖の精霊送り行事『水まつり』を行ないました。


午後4時ごろより役員さんの手により、暑い炎天下で会場の設営準備をし、境内には多くのちょうちんが吊られました。
いつもありがとうございます。このように檀家さまのご協力により行事は進められております。

午後8時。初盆を迎える方の法要。
まずは、副住職のお話から。

続いて御詠歌の奉納。 今年は『施餓鬼精霊供養和讃(せがきしょうりょうくようわさん)』をお唱えしました。


施餓鬼精霊供養和讃

一、帰命頂礼地蔵尊   清き流れに舟浮かべ 亡き父母や精霊の
   頓成菩提を回向する 尊い供養勤めなん
二、百味の飯菓を施して 修する善根功徳には 華の台に招かれて
   永久かけて救わるる 尊い供養勤めなん
三、色とりどりのお灯籠 歓喜の光明照らしつつ 地蔵菩薩に導かれ
極楽浄土へ往き給う 尊い供養勤めなん

住職によるお勤めが終わると、お盆の塔婆を持って外へと移動。
全員でおかんきをお唱えしました。


おかんきの声が響く中、薬師像前に設置された精霊棚に、一人一人が塔婆を置き、そこへ水を掛けては合掌して精霊送りをしました。
特に初盆を迎える方にとっては特別な時。みなさんそれぞれの思いを抱きながら手を合わせていました。

これでお盆も終わり、ご先祖様と共に過ごせるのもまた来年です。
その時までまた私たちを見守っていて下さい…という気持ちを今日参加された方はみなさんお持ちだったことでしょう。
さて、一方で私にとっては毎年この行事になると何とも言えない感謝の気持ちを抱きます。と言いますのも今年も先月29日から廻っていた棚経(お盆参りのこと)が無事に終了しました。この棚経の時期が最も繁忙期となるのですが、今年も猛暑で過酷でした…。なので、この水まつりには「今年も無事に棚経が終われたなぁ」という安堵の気持ちと、これも皆様のご協力、そして仏様のお加護があってこそとの感謝の気持ちで迎えることができます。
どうもありがとうございました。

追伸

先日お知らせしていたDVD。ご協力により2つ完成しました。

1つは本年7月18日に行なわれた、『よみあげ(投げ銭供養)』。
もう1つは『平成21年と平成6年の土砂加持法会(稚児行列)』のものです。

水まつりでお披露目し、多くの方の手に渡りました。
これからも朝日寺に置いていますので、欲しい方にはお参りされた際に差し上げます。
また、郵送をご希望の方も承りますので、朝日寺までメールまたはお電話にてご一報下さい。(ただし郵送料等の実費分はご負担頂きます。)

他にも過去の行事ビデオが見つかり次第DVDを作成していく予定です。先日は昭和61年の行事のビデオテープが見つかり早速再生しましたが、保存状態が悪く、見られる状態ではありませんでした。 そこで現在映像修復の専門業者にテープ修復を依頼しております。うまく後世に残せるといいのですが…乞うご期待!

2011年8月15日



2011年 投げ銭供養 

2011年投げ銭供養写真集(その1)はこちら
2011年投げ銭供養写真集(その2)はこちら


7月18日、恒例のよみあげ(投げ銭供養)を行ないました。 あいにくの悪天候で足元の悪い中でしたが、大勢のお参りありがとうございました。


午前8時ごろより徐々に参拝者が集い、今年も志のお接待をされている光景が見られました。



今年の講演は「瀬戸内市のまちづくり」と題して、瀬戸内市副市長の桑原真琴さんに、市の現状や展望を語って頂きました。
参拝者には瀬戸内市民や瀬戸内市に縁のある方が多く、みなさん資料片手に関心深く聞いていました。


続いて御詠歌の奉納。
今年は「生死流転」「庄田山朝日寺」「追弔和讃」の3曲が唱えられました。


その後の法要では、故人の冥福を祈り焼香が回される中、約30分のお勤めが続きました。


過去帳の読み上げ。今年は太平洋戦争の戦没者の前に、東日本大震災犠牲者の追悼も行ないました。
新仏の名前が読み上げられると、今年も多くの投げ銭が飛び交いました。 投げ銭に冥福の祈りを込め、終始温かな時が流れていました。



全ての読み上げが終わると、南無大師遍照金剛などと皆でお唱えし、法会を終了しました。


この投げ銭供養には初盆を迎えられる方のご家族・ご親族が毎年多く見えますが、「あっ、○○君!」「おお、久しぶりだけど元気してるの?」といった具合に毎年必ず同級生や旧知の仲との偶然の再会を懐かしんでいる光景を目にします。一方、祭壇に祀られた数々のお位牌に目を移すと…考えてみるとこれはご先祖様とて同じでことではないでしょうか? 「あら久しぶり!」と、同じ場所に並べられての偶然の再会を懐かしんでいる仏様が何人もいらっしゃるはずです。
さて、3月11日に起きた東北・関東大震災で避難生活を余儀なくされた方が避難先へ先祖の位牌を持って出ている光景を何度か目にしました。苦しい時、辛い時こそご先祖様の存在が支えとなるのだろうとつくづく思います。今日祭壇に置かれた新仏の皆さんのお位牌はまだ新しくピカピカですが、平穏無事に年月が経ってくると仏様・ご先祖様の存在が当たり前になりすぎてついつい疎かになられてしまっている(…!?)ご家庭も中には見受けられます。
大切な方を亡くされたご家族・ご親族の方々、そして新しく仏様になった方々、みなさん同じ思いを抱いた朝日寺の仲間。仏さまとの長い付き合いもスタートしたばかり。この投げ銭供養も一つの契機に、これからずっと大切に供養し続けて頂きたいと思います。
筆末ながら、この度の大震災で犠牲になられた方のご冥福、そして被災地の1日も早い復興を心よりお祈りいたします。


DVD作成中!!
この度はビデオ撮影のご協力を頂きました。この投げ銭供養の記録を残すべく、今年の法要のDVDをこれから作成します。乞うご期待!


2011年投げ銭供養写真集(その1)はこちら
2011年投げ銭供養写真集(その2)はこちら


(追伸)お知らせ


今年も棚経のシーズンが参りました。
ご先祖の供養に、各檀家様宅のお仏壇を拝みに回ります。 よろしくお願いします。

【予定】
7月29日(金)・30日(土) 邑久町外
7月31日(日) 大土井
8月1日(月)  敷井
8月2日(火)  下寺・前泊・間口・虫明
8月3日(水)  (予備日)
8月4日(木)・5日(金)  尻海
8月6日(土)  (予備日)
8月7日(日)  尾張地区
8月8日(月)  尾張・牛窓・渡内・高助
8月9日(火)  庄田
8月10日(水) (予備日)
8月11日(木) 邑久町外(西大寺・備前市方面)
8月12日(金) 邑久町外(赤磐方面)
8月13日(土)・14日(日) 岡山市方面

お参りできない遠方の檀家様には毎年心苦しいばかりですが、お気持ちだけでもこの場を借りてお届けいたしたいと思います。機会があればお寺にお参り下さい。読経による供養をされたい方は事前に一方下さると助かります。

8月15日(月)午後8時〜 水まつり(精霊送り)
お盆の最後8月15日晩には精霊送り行事「水まつり」を開催します。
基本的に初盆を迎えられる方が対象で、後日正式な案内とお盆の塔婆をお届けしますが、その他の方で参加したい方がいらっしゃいましたら、お盆の塔婆をお届けしますので連絡下さい。

これからも暑さの厳しい日が続きますが、どうぞご慈愛下さい。

2011年7月18日
庄田山 朝日寺



5月8日 花まつりレポート

2011年花まつり写真集(その1)はこちら
2011年花まつり写真集(その2)はこちら


5月8日(日)、恒例の花まつり(第5回薬師如来祈願法会)を行ないました。今年は日曜日の開催ということもあり、また当日の新聞朝刊に裏山のツツジのことが掲載され、たくさんのお参りで賑やかに行なうことが出来ました。
ありがとうございました。



前日には総代さん、婦人部さん総出で行事の準備を行ないました。
準備が終わって晩に大雨が降り、天候が心配されましたが、朝には雨も上がり、暑いほどの好天に恵まれました。



当日、10時に行事開始予定ですが、 朝早く9時ごろより気の早い参拝者が来られ、薬師像の前に設置された花御堂で灌仏(お釈迦様に甘茶をかけること)を行ないました。
これはルンビニという花々が咲き誇った所で、寒露の雨の中お釈迦様が誕生されたことになぞらえて、お釈迦様の誕生日を祝う行事です。




10時には、参拝者が見守る中、御詠歌隊の皆さんにより
「いろは歌」「庄田山朝日寺」「花まつり和讃」の3曲が唱えられました。




ご詠歌が済むと、四国八十八ヶ所のお砂ふみ。
1ヶ寺1ヶ寺、お砂の入った踏み石を渡り、今年も長い列になりました。
告知の通り今年はこのおすなふみ霊場が出来て20周年になります。
境内には平成3年のわたりぞめ式(完成式典)などの懐かしい写真パネルや、おすなふみのことが取り上げられた当時の新聞が展示され、特に年配の方は懐かしんでいました。
この写真パネルは当分境内に展示しておきますので、お参りの際はご覧ください。






お砂ふみの終わる所では、錫杖加持が行なわれ、皆さん神妙に手を合わせていました。



本堂では、住職の法話に続き、薬師如来本願功徳経をみんなで唱えました。(これがメインイベントです。)
扉の閉じられた本尊薬師如来の前で声を合わせて、そのお陰を頂きます。
本堂の外でも経本を広げて声を合わせていました。
この扉が開けられ、お薬師様のお顔を見られるのは3年後に迫りました。



その後はお待ちかねのお接待の時間に。
本堂西側の境内地では、うどんや甘茶のお接待、そしてちびっ子用のアミューズメントブースが設けられ、しばし憩いの時を過ごされていました。 今年は日曜日ということで、子供連れでのお参りも多く賑やかでした。




お砂ふみの参道では帰られる方に、
朝日寺オリジナルの御身守珠(今年は文殊菩薩でした)と薬師せんべいに加え、手縫い品、お塩、こんにゃく、などのお接待が地元の方々によってなされました。ご厚意のお接待をして下さった方に重ね重ね感謝申し上げます。



今日の朝刊にツツジのことが掲載され、新聞を見てのカメラ片手にお参りされた方も多く見られました。 ツツジは例年ゴールデンウィーク前後に見頃を迎えますが、今年は気候の関係で遅く、5月下旬までは見頃が続きそうです。どうぞお参り下さい。
昨年のツツジ写真集はこちら





12時ごろには、送迎バスその他でみなさん帰路につき、再び総代さん・婦人部役員さん総出で行事の後片付けをし、この日の無事と成功を祝ってお開きとなりました。
片づけがひと段落したところでなんとまた大雨が降ってきました。ちょうど行事の最中には好天に恵まれており、みなさんホッと胸を撫で下ろしました。


【後記】
お参りされた方、ご厚意のお接待をして下さった方、行事の企画・準備や運営をして下さった役員の方々、みなさん本当にありがとうございました。
お寺の行事はこのようにみんなの力で創り上げられているものです。
開帳へのカウントダウンということで従来の花まつりを拡大して行なっている薬師如来祈願法会もこれで5回目でした。おかげさまで徐々に参拝者も増えてきています。33年に一度の開帳大法会まであと3年となりました。
また来年も5月8日(火)に第6回を行ないます。来年もまた大勢の方にお参り頂けるものとして、より皆さんに喜んでもらえる行事を、と考えております。
またお参り下さい。本日はどうもありがとうございました。

2011年花まつり写真集(その1)はこちら
2011年花まつり写真集(その2)はこちら

2011年5月8日
庄田山 朝日寺



5月8日(日)午前10時〜 花まつり(第5回薬師如来祈願法会)

33年に1度の薬師如来開帳(瀬戸内市重要文化財)まであと3年となりました。その開帳に向けて従来の花まつりを拡大した形で行なっている、薬師如来祈願法会も今年で5回目となります。
今年の5月8日は日曜日であり、いつも以上に皆さんに楽しんで頂ける行事を企画しております。どなたでもご参加頂けますので、みなさまお誘い合わせの上お参り下さい。


【予定スケジュールなど】




10時前 灌仏(かんぶつ)

花御堂のお釈迦さまに甘茶をかけてお釈迦さまの誕生日を祝います。
これはお釈迦さまが生まれた時に、甘露の雨が降っていたことに由来します。
※10時にお砂踏みを一斉にスタートしますので、灌仏はそれまでに各自行なって下さい。

おすなふみ霊場20周年
10時〜 
四国八十八ヶ所おすなふみ行列


おすなふみとは、各お寺のお砂を拝みながら踏み歩くことで、お参りと同じ功徳が得られる、とされるものです。
四国八十八ヶ所のお砂を一斉に踏んで歩きます。
渡り終えた方には、お砂踏みのお札を授与します。
平成3年6月3日開創の四国八十八ヶ所おすなふみ霊場が、この度おかげさまで20周年を迎えます。
それを記念して当日は20年前の開創行事など、このおすなふみ霊場の20年を振り返る、懐かしい写真パネルなどを境内に展示する予定です。この記念すべき機会にぜひご一緒におすなふみをしましょう。


10時半ごろ〜 本堂にて
法話・薬師如来本願功徳経


扉が閉じられた薬師如来の前で、その功徳を称えるお経をみんなで唱えます。3年後に迫った開帳をみんなで元気に迎えましょう!


11時ごろ〜 お接待
うどん・甘茶や御身守珠(ごしんじゅだま:開帳まで全7回の薬師如来祈願法会でそれぞれ違った念誦珠を授与し、開帳の時には腕輪念誦になります。)・手縫い品等のお接待をします。



子供向けのアミューズメントブース

お子様向けに、お菓子つかみ取りやおもちゃのもらえる輪投げゲームなど、アミューズメントブースを用意しています。ぜひお子様連れでお参り下さい。



ツツジが見ごろを迎えます。

裏山一面のツツジがちょうど見ごろを迎える予定です。ぜひご覧下さい。 山頂近くまで登れるようになっています。


以上12時すぎ行事終了予定です。

※駐車場は境内西側(約40台)と墓苑(計約20台)及び参道の路上駐車です。係りの方の誘導に従って下さい。

行事の様子と写真集は後日当ホームページにアップ予定です。
みなさまのお参りを心よりお待ち申し上げます。

2010年(第4回)の様子はこちら
2009年(第3回)の様子はこちら
2008年(第2回)の様子はこちら
2007年(第1回)の様子はこちら


なお、裏山一面のツツジはゴールデンウィーク前後に見ごろを迎えます。どうぞお参り下さい。

2011年4月16日
庄田山 朝日寺



節分会を行ないました。

2011年節分会写真集(その1)はこちら
2011年節分会写真集(その2)はこちら


2月3日(木)、恒例の節分会を行ないました。
お参りいただいた方、お手伝いいただいた方、ありがとうございました。




午前10時ごろより、有志の方のご厚意で、食事の準備等と後片付けをして頂きました。毎度ありがとうございます。




「12時より」食事会との告知でしたが、前列の席を取ろうと、年々出足が早くなっております(笑)。
11時ごろより続々と参加者が客殿横の広間に集まり、恵方巻きを食べていました。12時にはほとんどの方が昼食を終えた状態でした。



食事を終えた方から、客殿に移動し、節分法会を待ちます。
ご近所の井戸端会議や久しぶりに顔を合わせた方との語らいなど、終始和やかなざわつきの中です。



お勤めに先立って、副住職よりごあいさつ。
気分を新たに、ということで、ご法話を。
話を要約しますと、「赤ちゃんが生まれるには十月十日かかるといいますが、その十月十日を一字に組み合わせると何という漢字に…?

答えは『朝』です。何歳になっても朝が来るということは、みんなに与えられた生まれ変わるチャンス。
でも、ここは『朝日寺』ですから、昼に参っても夜に参っても気持ちを新たにできます。どうか気持ちを新たにお勤めを!」と。



観音経(かんのんぎょう)が唱えられる中で、家内安全など2011年の願い事が書き込まれたろうそくが1本ずつ立てられてゆきます。




全員が立て終わると、燃え盛る祭壇を前に、般若心経と光明真言などを全員で声を合わせてお唱えしました。
みなさんよく声が揃っており、とても幻想的な雰囲気でした。



続いて豆まき。住職・副住職と年男の総代長さんによって撒かれました。
豆の量もお菓子の量も年々エスカレートしており、今年もたくさん飛び交いました。みなさん必死に拾っていました。




再び法話の後、お待ちかねの「福引」。
電動マッサージクッション、スチームアイロン、掛け時計、商品券など、32名の方に当たりました。


最後にはご厚意によりお接待が配られました。
部屋中から「ありがとう」の反応。
ここで最近聞いた話ですが、「ありがとう」→「有り難う」の反対語は?と言うと、「当たり前」だそうです。
他人から何かをしてもらうことに慣れて当たり前になり、ありがとうの気持ちを忘れると不平や不満が増えるそうです。身近な当たり前の中に「有り難う」を常に見つけましょう、と言うと会場から拍手が起きてお開きとなりました。

今年も無事に特にトラブルも無く、皆様の笑顔がたくさん見られて何よりです。ありがとうございました。


今後の予定でございますが、次回の行事は
5月8日(日)花まつり(第5回薬師如来祈願法会) です。
今年の5月8日は日曜日にあたっておりますので、お子さんなどご家族連れでぜひお参り下さい。
内容は只今企画検討中です。
一同たくさんのお参りをお待ちしております。

2011年節分会写真集(その1)はこちら
2011年節分会写真集(その2)はこちら

2011年2月3日
庄田山 朝日寺



2011迎春 〜初詣に思う、願い事と感謝の気持ち〜

みなさま新年あけましておめでとうございます。
本年も当ホームページ及び朝日寺をよろしくお願い申し上げます。

さて新年を迎え、お寺や神社へと初詣でに行かれる(行かれた)方も多いのではないでしょうか?
毎年、お正月には初詣の様子がテレビや新聞で盛んに取り上げられますが、その様子を見ていると、新年の願い事を託しながらお賽銭を投じる姿などみなさん希望に溢れています。
それを見てふと立ち止まってみると、仏様や神様とは我々にとってどういう存在なのだろうかと私は素朴な疑問がいつも浮かんできます。
はたして『神仏は現世の人の願い事を聞き入れるための存在なのか?』と。

私が思う答えは『NO!』
お宮さんや神様のことは詳しく知らないので、仏様について。
(ご先祖様を含めて)仏様は1にも2にも3にも4にも感謝すべき対象であると(私は)教わっております。私たちを見守ってくれる、居るだけで有り難い存在なのですから、きちんとそういった「感謝の気持ち」という大前提のベースがあってこそ願い事を託す資格というか権利があるのではないかと思います。

ここで、ひとつ考えさせられるエピソードを。
夏の棚経(お盆参り)に数々の檀家さんのお仏壇を拝まして頂くと、「毎日丁寧に供養なさっているな」と思えるお宅が多いのですが、毎年考えさせられるのが、宝くじを仏壇にお供えしている方です。
その気持ち、よ〜く分かります。(笑)
しかし、前述のように感謝の気持ちがベースにあれば私はよいと思うのですが、その仏様が日々すごく丁寧に供養されている形跡があるのかと言いますと正直「・・・(コメントは差し控えさせて頂きます)・・・。」という感じの方も目に付くのが事実。
ここで思うのは『日々の感謝や供養の気持ちを差し置いて、願い事を聞いてもらうことばかり考えてよいのか?』ということです。

人間に置き換えて考えてみますと、普段から自分に親切にしてくれている人から何か頼みごとをされると、気持ちよく聞いてあげられます。一方、普段関わりのない人から頼みごとだけをされても困ってしまいます…。 これは仏様とて同じことではないでしょうか?
日頃から1にも2にも3にも4にも感謝の気持ちが届いてこそ、困ったときには救いの手を差し伸べてくれるのではないかと思います。

どうでしょう…納得いってもらえましたか?
初詣に行ったら、『今年は・・・になりますように。』とお願いする前に、ぜひ『去年一年間ありがとうございました。今年もどうかよろしくお願いします。』と感謝の気持ちを忘れずに持ってみましょう!

では壇信徒と読者の皆様へ!
昨年はどうもご愛顧ありがとうございました。
今年は薬師如来のご開帳(33年に一度)まであと3年となり、いろいろ準備を進めて参るべき年であり、いろいろ行事等もございます。
今年もよろしくお願いします。
2011年の皆様のご多幸とご健康を祈念しまして、新年のあいさつと致します。 合掌


【追伸】
年頭参りとしまして、明日1月2日より
・新年のお札
・朝日寺だより(第33号)
・高野山の読み物
・節分会(2月3日)のご案内
を持って、邑久町内(一部を除く。町外は郵送)の各檀家様宅を訪問します。

よろしくお願いします。

予 定
2日(日)午前8時ごろより
 
裳掛地区(下寺・間口前泊・虫明)
庄田(東・西・渡内・高助)
大土井  邑久地区.1
3日(月)午前8時ごろより
 尻海(西部・市場・中東・大東)
 敷井
 邑久地区.2
4日(火) 予備日
※邑久町外のお宅には2日発送の予定で郵送致します。

2011年 元旦
管理人 敬白



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