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沙羅双樹(さらそうじゅ)

更新大変ご無沙汰しておりました……。

今年も梅雨の時期に入りました。
本堂の東に修行大師像が建立されていますが、その後ろに日本の沙羅の木が2本育っています。これは先年檀家さんが下さった物で、年を経て結構な大きさになり、今ちょうど白い花をつけ始めています。
沙羅の木とはお釈迦さまが亡くなられたインドのクシナガラにたくさん自生しているもので、仏教を連想する花ということで寺院の境内によく植えられるようになりました。2本揃って立っている沙羅の木を沙羅双樹といいます。沙羅の木は別名夏椿(なつつばき)と呼ばれていますが、桜と同じく長くは持ちません。そこからこの世のはかなさ(諸行無常)を、また逆に今というひとときの大切さを感じさせるものです。


また、薬師像の横に甘茶の木がアジサイのような青い花を咲かせています(写真上左)。これも檀家の方が下さった物で、この葉っぱがお釈迦様の誕生を祝って催される「花まつり」の甘茶になるのです。さらに、本堂の裏山にはビョウヤナギの花が黄色く咲いています(写真上右)。



(追伸)
先日みなさんの協力を得て駐車場を完成させることができましたが、その次は鎮守堂の石段の工事に入っています。今までの鎮守堂の石段(豊島石製)は劣化が著しく上り下りが危険な状態でしたが、手すり付きの安全かつ快適なお参りのできる石段に近日リニューアル予定です。

2008年6月24日
庄田山朝日寺



新駐車場完成のお知らせ

旧所有者や近隣の方々のご理解・ご協力を頂いて進められていた朝日寺の境内西側の駐車場が先日ついに完成しました。
今まではごく狭い駐車場しかなく、お参りの方にはご不便をかけ、地元住民にもご迷惑をかけてきました。今日の車社会の進展もあり、駐車場の確保は朝日寺にとって長年の願いでありました。
今回の駐車場は約200坪あり、大型バスも出入りできるように設計されており、大抵の場合はこれで間に合うと思います。

実際、先日21日のお接待の日には、いままでよりはるかに早く“品切れ”状態となりました。これは今までより多くの駐車がし易く、同時に多くの人が参詣されたためだと考えられます。

せっかく完成したこの駐車場が無駄にならないように、法事などだけでなく皆様に喜んでお参りいただける機会を多く作って行きたいと思います。
皆様いつでもお気軽に駐車場をご利用いただきブラっとお寺参りしてみて下さい。

最後にこの駐車場建設にあたり、何かと協力下さった方、御寄進下さっている方々には厚くお礼申し上げます。

2008年5月23日
庄田山朝日寺



第2回薬師如来祈願法会を行ないました(5月8日)

5月8日晴天の下、薬師如来祈願法会(花まつり)が開催されました。
6年後に迫った33年に1度の薬師如来開帳に向けて、毎年5月8日恒例の花まつりに合わせて行なっているこの行事も2回目を迎えました。
今年も大勢の方にお参りいただき、ありがとうございました。少しでもお釈迦さまやお薬師さまのおかげを頂いて帰られたなら是幸いです。
また暑い中、前々日からの準備・当日の運営・後片付けをして下さった方々には深く感謝申し上げます。



9時すぎよりお参りされた方から各自、まずは花御堂のお釈迦様に甘茶をかける、灌仏(かんぶつ)の儀式です。これはお釈迦さまが生まれたとき、雨が降っており、これが甘かった(甘露の雨)ことに由来しています。




10時ごろには御詠歌「花まつり」が流れる中、子供達が灌仏。子供達の健やかな成長を祈念しました。





これが終わると、恒例のお砂ふみです。錫杖加持も行なわれました。




お砂ふみの後は本堂に移動。 子供達による歌が元気に披露され、布教師によって法話「愛と慈悲」をして頂き、みなさん興味深く聞き入っていました。 そしてこの行事のメイン、薬師如来本願功徳経を扉が閉じられたお薬師さまの前でお唱えしました。





この後は本堂を退堂し、お接待の時間。 恒例となる御身守珠(今年は不動明王でした。)や景品がお接待されました。





最後には甘茶とうどんが振る舞われ、楽しくお昼を過ごしました。



なお、今日は建設中の新駐車場を臨時駐車場として初めて使用しました。完成が近づいています。

みなさま本日はお疲れ様でした。また来年もぜひお参り下さい。
次回(第3回)は平成21年4月19日(日)に土砂加持法会と合わせた大法要を予定しています。土砂加持法会は総先祖供養を趣旨とした瀬戸内市結衆寺院の持ち回り行事で、朝日寺では平成13年以来8年ぶりの開催となります。 稚児行列なども予定しており、 ぜひみなさんの力で盛大な行事にしたいと思います。

2008年5月8日
庄田山朝日寺



高野山参拝ツアー

4月19日(土)〜20日(日)に朝日寺から高野山団参を行ないました。
バスツアーに参加された方、長旅おつかれさまでした。




朝8時すぎ、バスでの集合の様子。
今回はバス1台約30人での団参となりました。
お菓子やジュース・ビールにみかんなどのお接待がたくさん配られ、楽しく話しをしながらのバスツアー開始です。



まずは昼前に岸和田SAに到着。 ここで、しばし昼食休憩をしました。


4時前高野山入りの予定のところ、2時すぎには高野山に到着。
まずはこれから金剛峯寺参りです。



金剛峯寺の建物内に入ったところでなんと停電に!
少し暗い中で仏像や部屋についての説明を受けました。



金剛峯寺の境内を隅々までお参りしたり、広間で法話を聞いたりしました。


金剛峯寺を後にし、まだまだ時間が早いので、そのまま奥の院にお参り。


そしてこの後は土産屋での買い物タイムがとられました。


午後5時過ぎに今回の宿坊の遍照尊院入り。





翌朝は遍照尊院で早朝6時から朝のお勤め(すいません。写真はありません…)。
朝食を取った後、当初行くはずだった奥の院に昨日行ったので、今日は壇上伽藍に参拝することに。金堂・西塔・大塔などいろいろなお堂を説明を受けながらお参りしました。



壇上伽藍を参拝した後、少しバスで移動して宝亀院にお参りし、お衣洗いの水を頂きました。




大門を後にし、これから高野山を下ります。





2時間ほどバスに揺られ和歌山マリーナシティへ。



マグロの解体ショーを見てから、ゆっくり昼食を取りました。

あとはパーキングエリアで休憩をとりながら、帰路につきました。

2008年4月23日


第2回 薬師如来祈願法会(花まつり)のご案内

5月8日(木) 午前9時半〜12時ごろ


平成26年にやってくる33年に一度の薬師如来開帳。その開帳を盛り上げようと昨年初めて行なった薬師如来祈願法会は大勢の方にお参り頂き大盛況でした。今年はその第二回です。今年は岡山市より僧正をお招きして、法話をしていただく予定です。
記念品もご用意しておりますので、昨年お参りされた方はもちろん、されなかった方も皆様お誘い合わせの上、ぜひお参り下さい。お薬師さまのお経をお唱えして六年後の開帳をみんなで元気に迎えましょう。なお、参加は無料ですので、お砂ふみのお賽銭のみご用意下さい。

内容

・ 灌仏(花御堂の中のお釈迦さまに甘茶を注ぎ、お釈迦さまの誕生日を祝います)
・ 四国八十八ヶ所おすなふみ(おすなふみの御札を進呈します。)
・ 御詠歌隊による御詠歌
・ 法話(岡山市より布教師に来て頂きます。)
・ 薬師如来本願功徳経読誦(皆でお唱えします。功徳経の冊子を当日お配りします)
・ 仏様入り念珠玉進呈(今回は不動明王です。)


(中を覗けば仏様が見える念珠玉をお参りされた方に進呈します。毎年異なった仏様の念珠玉をご用意しますので、平成25年までの全七回参加されれば、7つ揃った腕輪念誦になります。)

・ うどん・甘茶・薬師せんべいのお接待

わからない点等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

2008年4月18日
庄田山朝日寺



新年度を迎えて

新年度に入って今までとは違った新しい気持ちの日々をお過ごしの方も多いと思います。
随分日差しが強くなったなあと思います。ちょうど寺の本堂の境内にある桜も満開を迎えました。一番本堂の姿が映える時期です。春の暖かさは人を快活に陽気にさせてくれるものですね。もう間もなく散った花びら・がく・葉っぱを掃き集める日々が待っているわけですが…(笑)

朝日寺も新年度を迎えて、数名の総代さんの入れ替わりを経て、新体制での第1回総代会を先日行ないました。本年度も数々の行事予定、そして事業予定があり、いろいろと意見を交わしました。
まずは来月8日には第2回薬師如来祈願法会(花まつり)があります。昨年初めて行なったこの行事は大盛況でした。近日中に正式に案内ができるはずですが、今回は前回以上にみなさん喜んでもらえるように内容を練っているところです。昨年お参りされた方はもちろん、初めての方もぜひぜひお参り下さい。

また、専用駐車場の造成工事が3月末に始まりました。今までは駐車場が狭小で、参詣者にも地元にもご迷惑をかけることがしばしばあり、朝日寺は駐車場の確保を長年切望していましたが、ようやく造成工事にこぎつけることができました。このためにご協力頂いた方、御寄進下さっている方々には改めて感謝申し上げます。無事な完成を一同祈っています。

新たな環境に身を置かれる方々、どうぞご健勝を!
本年度もみなさん頑張って参りましょう!!

2008年4月10日



玉津小学校の統廃合問題に思う。

お寺のこととはあまり関係ない話題ですが、先日の新聞でも掲載された通り、玉津小学校が邑久小学校に統合される運びとなったようです。
小学校の統廃合問題は、法事等でお邪魔した先の席でたびたび話題に上っており、様々な立場におられる方から様々な考えをお聞きしました。

(財政問題は抜きに)玉津小学校は残るべきか否か、これに関して
・人数が少なくても地元に小学校は残すべき。
・少々遠くてもある程度人数の多いところに子供は通わせるべき。
また、玉津地区出身で現在は他地区で子育て中の方の声として
・人数の少なさに少し抵抗がある。
・地元に戻っても小学校がいつまであるかわからない…。
といった意見におおむね大別されていると感じます。

個人的な見解は差し控えますが、田舎へ行けば行くほど小学校というのは教育機関としての役割だけでなく、その地域の核(拠点)としての役割が大きいものだと思います。運動会なども地域ぐるみのものですし、地域の人同士お互い誰が誰だかほとんどわかる、そんな玉津地区の中にある玉津小学校です。
そんな地域の核がなくなれば、玉津地区に及ぼす影響は小さくないでしょう。

地域の核として菩提寺も長い歴史の中で存在してきたので、玉津小学校がなくなれば「朝日寺はより求心力を高めなければならない」(住職談)のです。
いずれにせよ、この地域がよりよい方向に進むことを願ってやまない次第です。

2008年3月19日



春の到来

3月に入りました。
春がもうそこまでやってきているという気分になります。春は心を明るくしてくれます。
それにしても寒い冬でしたね。今冬はこの庄田でも雪が5回も積もりました。こんなことはそうそう無いことです。
日曜・祝日を除く毎朝夕、鐘楼堂の鐘をついていますが、朝6時半にまだ薄暗い中でついていたのが、最近はすっかり明るくなってきました。また、夕方は日が長くなってきたので最近は5時についていたのを5時半についています。 日差しも段々強くなり、サッシできちんと閉じられた部屋の中で日のあたる所にいると、うっとりとしてくる様な暖かさです。
これからいろんな処に春を感ずることがあると思いますが、小さな変化にも心を動かすそんな気持ちで毎日いたいものです。

春の到来を示す最大のイベントはやっぱり満開に咲き誇った桜ですね。
今年はどこの桜を見に行こうかと今から楽しみにしておられる方も多いと思いますが、西行法師の晩年の歌にこんなものがあります。

「願わくは 花の下にて 春死なん その如月(きさらぎ)の 望月(もちづき)の頃」

如月の望月(=陰暦2月15日ごろ)満開の桜の下で自分はあの世へ逝きたいなぁ、という気持ちを詠んだもの。その2月15日とはお釈迦様の命日ですが、西行法師はその1日後、2月16日に自身の望み通り旅立たれたのです。 そんな西行法師のお墓の周りには多くの桜が植えられ、今も美しい景色を作り出しています。
西行法師にもこう言わしめた程の桜です。桜の開花によって新しい年(年度)が始まるというのも我々日本人にとってはごく自然な気がしますね…。

2008年3月4日
住職 若松 隆英



高野山参拝ツアー(4月19・20日)のご案内





この度朝日寺では、お大師さまによる開創1200年記念大法会が近づく高野山への団参と周辺の観光を兼ねたバスツアーを4月19日(土)・20日(日)に企画しております。



高野山は、およそ1200年前に弘法大師によって開かれた真言密教の聖地であり、全国に広がる高野山真言宗の本山です。標高およそ900mの山上の盆地には約120もの寺院とさまざまなお堂や塔が立ち並び、平成16年には世界遺産にも登録され、大勢の人々が参詣しています。今回はその中で、総本山の金剛峯寺と奥の院への参拝、遍照尊院での宿泊などを予定しています。また、その帰路には和歌山マリーナシティに立ち寄る予定です。

どなたでもご参加頂けますので、ご家族・友人知人等お誘い合わせの上ご参加下さい。また、今回は土日での旅行ですので、今まではお仕事や学校で旅行には参加できなかった方もぜひこの機会にご参加下さい。
皆様のご参加を心よりお願い申し上げます。


概要

期日 :平成20年4月19日(土)・20日(日)【1泊2日】
出発時刻:朝日寺を午前8時予定
    (邑久町内各地区はバスで回り、拾います。
          また町外の方には個別に相談に応じます。
          具体的乗車場所・時刻は都合上、後日参加者にお知らせ致します。)
参加費 :21,000円
    【宿泊費・朝食1回・昼食2回・夕食1回・旅行傷害保険含む】
申し込み:3月25日(火)しめきり
     メール chonichiji@minos.ocn.ne.jp  
          または電話   0869−25−0739 まで。
募集人員:大型バス1台予定(人数が少ない場合は中止することもあります。)



予定スケジュール

4月19日(土)
8:00   朝日寺・町内各地
           ↓↓
          備前IC
           ↓↓
             (山陽・中国・近畿・阪和道)
           ↓↓
12:00頃〜 岸和田SA【昼食】
                     ↓↓
          泉南IC
           ↓↓
16:00頃〜 高野山・金剛峯寺【拝観】
                     ↓↓
                (時間があれば壇上伽藍参拝)
                     ↓↓
                遍照尊院【夕食・宿泊】

4月20日(日)
6:00頃〜 遍照尊院【朝勤行・朝食】
            ↓↓
8:00     遍照尊院出発
                     ↓↓
8:05〜  高野山・奥の院【ガイド付きの参拝】
            ↓↓
9:15〜  数珠屋四郎兵衛【買い物】
            ↓↓
12:00   和歌山マリーナシティ
  〜14:00  【昼食・マグロ解体ショー・買い物など】
                     ↓↓
                和歌山IC
                     ↓↓
             (阪和・近畿・中国・山陽道)
                     ↓↓
                備前IC
                     ↓↓
18:00頃 朝日寺・町内各地


みなさんのご参加をお待ちしております!


節分会を行ないました(2月3日)

温暖なはずの当地域ですが、今冬は2度も雪が積もるという寒い冬を迎えております。あいにくの雨模様で非常に寒い中でしたが、今年も大勢の方にお参り頂き、賑やかに節分会を開催できました。





お昼前には続々と参加者が駆けつけ、用意された昼食をお互いの親睦を深めながら食べました。






昼食が終わると、客殿で祈願法要です。
まずは還暦を迎えた年男の住職によって、節分の詳しい由来や節分と現代社会の関係などについてのお話がなされました。



元気に老僧も登場し、読経が流れる中、大日如来さまに合掌しながら今年の抱負や願い事を書き込んだろうそくを1人1本ずつ立てて行きました。



全員が立て終わり、たくさんのろうそくがきれいに灯る中、全員で般若心経などを唱えました。



いよいよ豆撒きです。
住職はじめ、年男・年女によって豆やお菓子がたくさん投げられました。






豆撒きが終わると、最後に恒例の福引き。今年は備前焼の皿やkarada scan(ヘルスメーター)から日用雑貨品まで45名の方に景品が当たりました。

本日お参りいただいた方おつかれさまでした。
本来「節分」とは季節を分けることを意味していることから年に4回あるのですが、そのうち1年で最初の節分が立春の前日にあたる2月3日のみが行事として定着しました。それには1年の最初ということで無病息災を願う意味はもちろんですが、それだけ昔の人にとって冬という季節は乗り越えるのが大変であったということでもないでしょうか。そういう意味では今は夏の節分をやるべき時代なのかもしれませんね(?)
今年は近年にない厳冬のようですがどうか皆様ご自愛なさって下さい。
また来年もより良く楽しい節分会ができるように智恵を絞りたいと思います。

(追記)最後に、本日お手伝いをして下さった方々には感謝申し上げます。

2008年2月3日



当たり前が当たり前でなくなるということ

1月17日、阪神大震災が起こって丸13年が過ぎました。
何年経っても癒えることのない悲しい出来事への思いと復興への思い。特に被害を受けられた方にとっては思いを新たにする1日だったと思います。
朝日寺有縁の方にも犠牲になられた方がおられ、家の半壊などの被害を受けた方も何人もおられました。
阪神大震災後もいくつもの災害がありましたが、今まで当たり前だったことが一瞬にして当たり前でなくなってしまうということはどういうことであるか、今あるものにもっと感謝せねばと、つくづく思う次第です。
例えば水は日頃は蛇口ひとつひねればいくらでも出てくるのが当たり前ですが、いざ出て来なくなってしまうと水がいかに生活のあらゆる場面で必要であるかを痛感させられます。なくしてみると水の役割の大きさ、大切さを実感させられるのが我々人間です。
今まで当たり前に居た人を亡くした人、当たり前に住んでいた家が無くなった人、当たり前に食べていた物が無くなった人、…等々、あの時神戸では多くの人にとって今まで当たり前だったものが一瞬にして奪われてしまいました。しかし、その人達を少しでも助けようと救援物資や義援金などの善意が届けられ、それに対して神戸の人たちが感謝する様子も盛んに報道されていました。ある避難所でのインタビューで、愚痴ひとつ言わず「こんなに場所も用意してもらって、ふとんも歯みがきも用意してもらって…昨日は快適に寝られました。感謝の気持ちでいっぱいです。」と言っていた人がいたのが印象的です。

普段は何でもあふれている今の日本で生活していると、あることが当たり前で、思うようにならないことがあれと不平不満ばかりが募りがちですが、誰にも当たり前が当たり前でなくなる可能性は有しているのです。
我々今あるものにもっともっと感謝の気持ちを持ってみるべきではないでしょうか。

2008年1月19日



2月3日 節分会のご案内


今年も節分が近づいてきました。
節分の豆まきは、中国から伝来した悪鬼・厄神払いの行事と、お寺や神社が邪気払いに行なった豆打ちの儀式が融合した行事と言われています。
また、節分に食べる恵方巻は商売繁盛の祈願事として始まったといわれています。
今年も朝日寺では2月3日(日)正午より節分会を行ないます。


スケジュール(正午より)
一、昼食会(参加者には食事をご用意します。)
一、祈願法会(上の写真の様に、ろうそくに願い事を書き込み、祈願します。)
一、豆まき(住職・年男・年女によって豆やお菓子などを投げます。)
一、福引き(最後には恒例の福引を行ないます。)

2007年の節分会の模様はこちら

参加料は昼食代等込みで1人2000円です。
参加したい方は1月25日までに朝日寺までお申し込み下さい。
後日ろうそくをお配りいたします。


あけましておめでとうございます。

みなさまあけましておめでとうございます。
只今除夜の鐘とともに2007年が終わり、2008年がスタート致しました。

24時間営業が当たり前のように存在する現代社会では、「昔のような正月らしさはなくなっている」との声もよく耳にしますが、どんなに時代が変わろうと誰にとっても正月は一年に一度だけ。やはり正月は正月です。
昨年はあまり良くなかったと思う人は気持ちを入れ換えられる、よかったと感じる人も今一度気持ちを新たにできる、まさに「心を正す月」(=正月)であります。
皆様方にとって本年が最良の年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。
どうか本年もよろしくお願い申し上げます。


※「年頭のお札」と「朝日寺だより(第30号)」を邑久町内の方(一部を除く)には2日(水)〜3日(木)に各家へお配りに参ります。町外の方につきましては2日に一斉発送する予定です。よろしくお願いします。  
また、これらを今までお配りしていない方で、欲しい方がおられましたらご連絡下さい。すぐに郵送いたします。

2008年1月1日


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