前略　去る４月１５日、住職が倒れているのを家族により発見され、意識不明で救急搬送されました。
当初は「助からないかもしれない」と医師より告げられておりましたが、高度集中治療室で約１週間過ごし、幸いにも意識が戻りました。
その後一般病棟に移り、様々な検査や療養を行ないましたが、これも幸いなことに脳や体の機能に障害は特に残っていないと言われております。
もう２か月以上の入院生活が続いておりますが、近々退院出来る見通しです。
ただし退院しても「当面の安静が必要」と言われており、当面檀務を行なえる状態ではありません。
この間は近隣寺院にご理解頂き、法事や葬儀を代行してもらっています。
ちなみに倒れた原因は『過労』だと言われています。
朝日寺は多くの檀家を抱え、法事や葬儀、事務作業、広い境内の掃除や草刈りに至るまで全てを一人で抱えていた中での出来事です。家族としましては、絶対に同じことが二度と起きない様、檀家さん全体の問題と捉えて頂きたいと思っております。

さて、そんな中でどのお寺にとっても最も忙しい時期、夏を迎えます。
朝日寺としましては、このような事情ですので、下記のようにさせて頂きたく、住職不在の総代会を６月２５日（土）に開きました。

・７月１８日（月・祝）予定　よみあげ法要（投げ銭供養）
　→中止。来年２年分の過去帳を読み上げます。
　各施主様には近日中に、この旨を封書でお知らせ致します。

・７月２２日（金）～８月１４日（日）予定　棚経
　→中止。追って事情を７月中旬に檀家様全戸にお知らせ予定です。

・８月１５日（月）予定　水まつり
　→中止。こちらも申し訳ございませんが開催できる状態にありません。

【ここで必読】
特に初盆のご遺族や、信仰心の篤い方の感情への配慮として、お盆の入りの８月１３日あたりに希望者のみ朝日寺に位牌を持って集まってもらって、一座法要を営んではどうか、という案が出ております。
住職の体力の回復次第ですが、前向きに検討したいと思います。
この件についてはまた追ってお知らせしますので、少々お時間を下さい。

以上、事情が事情ですので、皆様のご理解を賜りたく存じます。

【加えて最後に】
７月９日（土）午前８時より１～２時間、賛同者で集まって「奉仕作業」をしようというお話になりました。少しでも住職の負担を減らすためです。
非役員（檀家内外問わず）の方にも協力して頂けるなら集まって頂きたく存じます。
男性は草刈りなどの外仕事、女性は掃除や草取り、をして頂きます。
協力してもいいと言う志のある方は、当日軽食を用意しますので、人数把握のため、７月２日（土）までにお電話（0869-25-0739）か、その他何らかの方法で事前に連絡を下さい。
よろしくお願い申し上げます。

合掌
朝日寺一同