8月15日晩、お盆終わりの精霊送りの水まつりを行ないました。
午後7時から客殿内での初盆の方のお勤め。
お勤めに先立って、今回は『なぜ初盆を重視するか』についてのお話をしました。
今の思いを忘れず、いつまでもご先祖様の供養を大切に続けて頂きたいと思います。
午後8時から外で精霊送り。
今回は初めて、初盆以外の方でも希望者にはお参り頂けるようにしました。
(詳細は後述)
たくさんのお参りありがとうございます。
↓その他の写真↓
今回から水まつりの内容に以下の通り変更点がありました。
【旧】
・午後8時からお勤め
・午後9時から精霊送り
・精霊送りの参加者は「初盆の方+庄田地区の檀家全戸」
↓↓↓
【新】
・午後7時からお勤め
・午後8時から精霊送り
・精霊送りの参加者は
「初盆の方+希望する方(全地区の方)」
・希望者は(お盆塔婆の)塔婆料として300円
※昨年は経過措置として初盆の方のみで精霊送りを行ないました。
今回は申し込まなかったけど来年はお盆の終わりを朝日寺で送りたいという方は、随時お盆塔婆のお申込を受け付けておりますので、ぜひご参加下さい。
今回は初めて参加の方も多く、賑やかにお盆を締めくくることが出来ました。
【お盆を終えてひとこと】
今年のお盆を終えて、檀家様のありがたさや、お寺と檀家とは何か!?ということについて改めて思う所がありました。
と言いますのも、檀家の方にはご承知の方も多いと思いますが、今年はやむを得ない事情があり、棚経を例年より約1週間早くスタートすることに。
結果、約半数のお宅を7月中にお参りすることになりました。
この件に関し、当初私どもにはいくつかの懸念がありました。
・お盆とはかけ離れた日にちにお参りするお宅から不満の声が出るのではないか?
・日程変更により不在宅が多いのではないか?
・結果、お寺と檀家さんとの距離が変わってしまうかも…?
などの影響が出るという心配です。
しかし、実際にお参りしてみるとそんな心配とは真逆の温かい声をたくさん掛けて頂きました。
「うちは拝んでもらえりゃいつでもええんよ。」
「大変でしょうけど無理しないで下さいね。」
「仕方ないことですから檀家として当然のことですよ。」
などなど。
多くの方にこの度の事情をご理解頂いた上で励ましてもらい、すごく大きな力になりました。
励まして下さったみなさま、本当にありがとうございます。
『災い転じて福となす』と言いますか、困難に直面した時こそ、助けて下さる心強い方もたくさんいてくれたり、逆に絆も深まったりすることもある気がした2017年の夏でした。(了)