この度朝日寺墓苑内に3基目となる永代供養塔、名付けて『瑠璃光廟(るりこうびょう)』を建立・開眼致しました。
広さは過去2基と同じですが、高さは約1m高くなっており、倍以上の人数分納骨できる設計になっております。上には朝日寺の本尊である薬師如来が鎮座しています。
他の変更点としては、側面に刻む墓碑の大きさが少し小さいサイズになっています。
永代供養料などの規定は従来通りです。
~建立の経緯~
朝日寺では2007年より永代供養塔を用意しましたが、予想以上に需要が高く、約10年で2基が埋まる状態となりました。今後ともその高い需要はしばらく続くと見通され、また、墓苑の敷地も限られていることから、従来よりも大容量の永代供養塔を建立する運びとなりました。
鎮座する仏様は朝日寺の本尊である薬師如来、より愛着を持って頂けるようにとの思いで『瑠璃光廟(るりこうびょう)』という名前を付けております。
※永久供養にしている(合祀しない)理由※
永代供養墓というと「永久に納骨している」という意味ではなく、「○○年経つと合祀で供養」というタイプが多くありますが、朝日寺では文字通り「永久に供養」しております。
その理由は、そうすることによるメリットがあると考えているからです。
・もし将来別の場所で供養したくなった場合への対応
・永久に供養される安心感を持って頂けること
例えば、Aという場所に父母のお骨を永代供養したが、後でBという場所に縁者とまとめて供養しようとした時、既にAでは合祀されており個々のお骨が取り出せない…。またはやっぱりお墓を立てたくなったが既に合祀されている…というケースが実際ありますが、朝日寺ではそのようなことはなく、対応できます。
また、入られる方にとってもお参りする方にっても、いつどうなるか分からない不安感はなく安心して頂けるものと思っております。
・後で出入りされる方への対応
マンションやアパートでは、やはり新築物件に人気があります。
では永代供養墓ならどうかと考えると、同じようなことがこの先起こるのではないかと予想しております。つまり○○年後、合祀で抜けた部屋に入るのと、新しいお部屋に入るなら、人々はどちらを選ぶだろうかということです。
私は後者の可能性が高いと考えております。
とすると将来空室だらけの場所で寂しく供養されるよりは、永久に供養される方が人々に望まれるのではないか、と思っているわけです。
供養のあり方、お墓の持ち方について昨今価値観が多様化し、メディアの情報も錯綜し、それがまた人々の行動を錯乱している状態にあります。
永代供養の必要性が高まっている事実の反面、情報に踊らされて安易に進めてしまうことがないよう、事前にお話をじっくりお聞きし、必要ならアドバイスはさせて頂き、しっかりお考えの上、納得して頂いて前に進めるようにしております。
永代供養のことはもちろん、今後に不安のある方やどうしようかと迷っている方のご相談にも乗っておりますので、お気軽にご相談下さいませ。